必見!看護師の残業代の請求方法
一般的な会社員同様、看護師も残業代の未払いがあれば請求をすることが可能だ。その際にはまず残業代の計算、時効の中断阻止を行い、それから証拠の収集、実際の交渉を行い、必要であれば労働審判・訴訟を行っていくことになる。
一番最初にやるべきことは残業代の計算だ。正確な金額を算出するのが理想だが、実際にはそのための証拠なども必要となり時間がかかってしまうため、まずはどの程度の金額になるか概算を把握できれば問題ない。その際に注意が必要なのが、残業代は本来支払いが行われるべき日から2年間で時効がきてしまうということである。もし請求を考えている未払いの残業代について時効が迫っているのであれば、速やかに時効の中断措置を行おう。
概算を把握したのちに改めてシフト表やタイムカードなどで証拠を集めたら、改めて残業代を計算、それから病院側と交渉を行う。その際交渉が上手くいき和解ができれば支払いをしてもらい解決となる。交渉が難航する場合には裁判所に労働審判を申し込む必要があるだろう。訴訟を起こすなどして残業代の請求が正当であるかどうかを裁判所に判断してもらう。訴訟を起こすとなればそのための費用なども必要となるが、勝てる場合には訴訟費用も病院側に負担をさせることが可能なため尻込みして泣き寝入りするのはもったいないと言える。残業代の請求は看護師にとって正当な権利であるため、訴訟を起こしてでも勝ち取るべきものだ。>>>>(看護師の残業代未払いは当たり前?!)も要チェック!